エアコンの手入れと聞くと「できるの？」と考える人も多いはず。
本体のカバーを外し、内部を洗浄となるとやはり業者に依頼しないと難しいです。しかし、簡単な範囲で手入れすることはそれほど難しくありません。
業者依頼の体験談
今回は自分でできるメンテナンス方法をご紹介していきます。
掃除付きエアコンのお掃除方法について
今回は自動お掃除機能がついているエアコンについてのメンテナンス方法について書いていきます。
自動お掃除機能がついているからエアコンの手入れは必要ない。
そう考えている方も多いと思いますが、お掃除機能付きのエアコンでもメンテナンスは必ず必要です。
一般的なお掃除機能付きのエアコンはフィルターのホコリをブラシで取るタイプです。そのため、ある程度使用するとホコリのダストボックスとブラシにホコリがたまります。
これは1年ほど使用したエアコンのブラシです。ガッツリホコリがこびりついていますね。
こんな感じでホコリがたくさんたまります。
ですのでシーズンオフの時はできるだけ手入れが必要となります。
掃除のやり方
掃除のやり方簡単です。
用意するもの
布（今回はショップタオルを使用）
エアーダスター
脚立
掃除機
step
1エアコンのカバーを開ける
エアコンの本体の左右にとってがあるので、そこから前側のカバーを外します。
エアコンは高所の作業となりますので十分注意してください。室内用の安定性のある脚立を使用することをおすすめします。
外すとこんな感じでダストボックスがあります。
step
2ダストボックスとフィルターを取り外す
ダストボックスの取り外しかたは、本体に図解で説明がかかれているものもあります。なければ取り扱い説明書で確認しましょう。
シャープのエアコンの場合は、オレンジのロックを解除すれば簡単に外すことが可能です。
ボックスを取り外したあとは、フィルターを取り外したら終わりです。
step
3ダストボックスとブラシのホコリを取り除く
ブラシのホコリを取り除くときに役立つのがこのエアダスターです。これでブラシについてホコリをほとんど吹き飛ばすことが可能です。
同様にダストボックスもエアーを使ってきれいにしていきます。
きれいに取り除くことができました。
step
4フィルターを掃除する。
フィルターの網目にホコリがびっしりとついていますので、一度掃除機で吸い取ります。
ここで登場するのがダイソンです。付属のアタッチメントを付け替えるとハンドクリーナータイプに早変わりするので、フィルターのゴミを吸い込むにはもってこいです。
掃除機である程度のホコリを吸い込んだら水で洗い流します。
流水で洗い流したら、指を使って優しく網目のついたホコリをこすりながら落とします。ブラシをつかうとフィルターが傷むので、指で表面を撫でるように洗います。
あとは外でフィルターを干します。
step
1プラズマクラスターの発生装置を取り外し、きれいする
エアコンの送風口にイオンを発生させる装置がありますので、これを取り外します。
固定されているレバーを引けば簡単に取り外すことが可能です。
発生装置を外し、綿棒などでホコリや汚れを落とします。
水洗いすると装置が壊れるので水洗いはだめです。汚れがひどい場合は、綿棒の先を湿らせてから汚れを拭き取ってください。
step
5本体の拭き掃除する
フィルターやダストボックスがなくなる写真のようになるので、汚れているところをきっちりと拭き掃除しましょう。
水で濡らし、固く絞った布なので本体の汚れを拭き取ります。今回はショップタオルを使用しました。
step
5フィルター、ダストボックス、イオン発生装置を取り付ける
取り外して掃除していたフィルター、ダストボックス、イオン発生装置を本体に取り付けます。
取り付け後は、リモコンのフィルター掃除のボタンを押して稼働するか確かめて終わりです。
エアコンの掃除の頻度は
エアコンの掃除の頻度は、春と秋です。
エアコンを使用するのがなくなるオフシーズンにきれいに掃除するのがおすすめです。
エアコンの掃除にかかる時間は
今回掃除かかった時間は1時間ほど。思ったより時間はかからなかったです。手入れも簡単にできるように工夫されていたので、本当に楽でした。
でも「1台に1時間かけてられない」と思うかた業者に依頼するのがいいと思います。
さらに詳しく
上記の記事ではエアコン業者の失敗談からおすすめ業者を紹介しています。業者への依頼をお考えなら一度見てください。業者への依頼の流れから、対応の悪い業者の特徴をまとめていますので参考になると思います。
まとめ
エアコンは高価なうえ、我々の生活にはなくてはならないものとなっています。キチンと手入れしないとエアコン本来の機能を発揮できず、寿命を縮めることになります。
オフシーズンには、きちんとメンテナンスすることをおすすめします。
「エアコンの効きが悪いな」、「エアコンから異臭がする」などがエアコンの手入れのサインです。
上記の症状が出ているなら一度ご自身で手入れして、だめなら業者へと依頼してください。
手入れ後はびっくりするぐらいエアコンの効きが回復しますよ。
