知り合いからつい先日こんなことを聞かれました。
ドラム式洗濯機の掃除方法ってどうすればいいの?
詳しく話を聞くと、
ドラム式洗濯機を買ったが手入れが分からない。
そもそも手入れが必要なのか。
取り扱い説明書にあるような手入れが必要?
という悩みが出てきて、どうしたらいいか分からなくなり、連絡をくれたとのこと。
とりあえず、私の家でやっている掃除方法を紹介して「大変助かった」と知り合いから言われたので、今回はその時の内容をブログで紹介します。
家庭でできるドラム式洗濯機の掃除方法
これが我が家の洗濯機。パナソニックのななめ式ドラム洗濯乾燥機 NA-VX900AL/Rです。
ナノイー搭載、洗剤の自動投入、スマホ操作などの最新機能が備わっている洗濯機。ですが手入れは必要です。今回はこの洗濯機を使って手入れ方法をご紹介していきます。
注意
ドラム式洗濯機のメーカーが違っても手入れ方法は変わりません。ほとんどの日本メーカーの洗濯機には同じような構造、機能が備わっていますので安心してください。
洗剤の自動投入機能が全てのドラム式洗濯機に搭載されているとは限らないので、自動投入機能の手入れは外しています。
では手入れに必要な物を先に紹介しますね。
必要な物はこれだけ
必要な物は洗濯槽のカビキラーです。
使うのはこれだけです。
パナソニックの公式の洗濯槽のクリーナーもあるのですが、1本あたりのお値段がカビキラーの2倍ほどのお値段します。定期的に手入れを行うことやコスパ、入手方法を考えるとカビキラーの方が断然いい。ですので、こちらを我が家ては使用しています。
手入れのやり方
やり方の手順を紹介していきますね。
step
1排水フィルターを取り出し、洗浄する
注意
排水フィルターを本体から外す時は、一度本体の電源を入れ、標準モードでいいので洗濯をスタートさせてください。一度洗濯がスタートされると本体の残っている水は排水されるので、排水した音が聞こえたら運転を止めて、電源を落とします。
排水フィルターがある場所は洗濯機の本体の右下です。写真でもわかる通り。右下にくぼみがありますよ。ここに排水フィルターがあります。
開けると排水フィルターがセットしてあります。
取手の部分を掴んで回します。
ロックが外れるとフィルターを本体から引き抜くことができます。フィルターを引き抜くとゴミが少し付着していました。前回の掃除から1ヶ月ほどあいていましたが、それでもゴミがフィルターについていました。
定期的に掃除しないと写真をブログに掲載できないほど汚れが付着します。洗濯機本体にも手入れのアナウンスが表示される機能がありますが、その時ではこのフィルターにゴミびっしりついた状態になっていると思います。
私は一度、アラートがなるまで放置して排水フィルターを見た時にかなりショックを受けたので、ここは定期的に掃除しましょう。
流水で流す前にティッシュやキッチンペーパーでいいので付着しているゴミを取り除きます。こうすることでフィルターを洗った時に出た汚れで排水菅が詰まるのを防ぐことができます。
フィルターを水で洗い流します。
写真でもわかる通り、とてもきれいになりました。
排水フィルターをもとに戻して終わりです。
step
2乾燥機のフィルターを掃除する
本体の上側に乾燥機のフィルターがあります。取手に手を突っ込んで上に引きあげます。
引き上げるとフィルターが2つあります。写真で見るとよくわかると思いますが、かなりフイルターが汚れてました。このフィルターをきれいにしていきます。
フィルター本体には「水ふき(硬く絞った布)でふいてください。」と記載がありましたが、水拭きするとフィルターに付着したゴミが、布に絡みついて、ふきとりにくくなります。おすすめはティッシュなどでフィルターの表面をやさしくふきとる方法です。
こうすることでフィルター表面についたゴミをスムーズに落とすことができますよ。
こんなにきれいになりました。あとは元の位置に戻して終了です。
step
3洗濯機内の掃除を行う
樽槽を洗いますが、洗う前に洗濯機内部の掃除を行います。
ここの部分はゴミがたまりやすいのでしっかりと掃除してくださいね。特に乾燥機を使っている方は注意。乾燥機をよく使う場合はここの部分にかなりゴミがたまります。
step
4樽洗浄をする
樽槽の洗浄のため塩素系液体タイプの洗浄剤を使用します。
今回は先に紹介した洗濯槽のカビキラーを使用。
まずは洗濯機の洗浄モードを選択します。通常であれば6時間とかかかるので、今回は時間を短縮するために30℃設定で半分の時間で洗浄が済むようにしています。
設定してスイッチオン。水がたまるまでしばらく待ちます。
樽槽に水がたまるの確認したら、一時停止して洗剤を投入します。
一本丸々入れます。そして一時停止を解除して、洗浄を再会させます。
これだけ泡立ちます。あとは3時間放置します。
3時間後の樽槽はこんな感じです。洗濯機が新しいため汚れがありませんね。買い換える前のドラム式の洗濯機では樽槽内に汚れがこびり付いてました。樽槽に汚れをためないためには定期的に掃除することをおすすめします。
step
5樽槽を乾燥させる
樽乾燥のモードを使用して、樽槽を乾燥させます。これにて完了です。
洗濯機手入れの頻度
手入れの頻度は樽槽であれば1〜2ヶ月に1度で十分。
乾燥機能を使用する場合は、step2のフィルター掃除は乾燥機能を使用するつど手入れが必要です。乾燥機能を使用するとかなりホコリがフィルターにたまるので使用後は必ず掃除しましょう。
しないと機能が落ちます。
通常の手入れ
通常の手入れは乾燥機能を使用しないなら、週一で樽槽の乾燥を行う。乾燥機能を頻繁に使う人なら特に手入れは必要ありません。
要は樽槽が常に湿っていて密閉された状態が続けば樽槽内にカビ発生し、気づかないうちにすくすくと育っていくことになります。カビの成長を止めるためにも週一で乾燥させましょう。
これだけでもカビを抑制することができますよ。
代用できる洗剤
今回は塩素系を使用しましたが、酸素系でも代用できます。
酸素系ではオキシクリーンがおすすめ。
使い方はオキシクリーンを40℃以上のお湯に溶かします。
樽槽にお湯にできるモードがあれば、そちらを使用。なければ水をためた後に熱湯を入れて温度を調節します。
写真のように水が樽槽内たまった後、溶かしたオキシクリーンを入れて5分ほど運転させます。その後3時間ほど放置して汚れが浮いてきたら網ですくって、その後通常運転してください。
あとは樽乾燥モードがあれば乾燥させて終わりです。
さらに詳しく
まとめ
洗濯機は日常生活では必要な家電です。
定期的に手入れすることが次のようなメリットがありますよ。
ポイント
洗濯物に異臭がつかない
洗濯物が清潔になる
洗濯機が長持ちする
樽洗浄に時間がかかるのが一番のネック。ですので仕事にいく前にセットして、洗浄するのがおすすめです。こうすれば帰ってきてすぐにきれいな状態で洗濯が可能です。
洗浄の間に洗濯ができないモヤモヤを解消することが可能となります。そして残りの手入れを休日にすれば手入れに時間がかかりません。
うまく工夫しながらすれば時間をかけずに手入れできますよ。